長い間、迷っていたこと

Aの道でいくべきか Bの道でいくかべきか それが問題だ・・・


2004年にアフィリエイトというインターネットビジネスを知ってから、アフィリエイトに関する本を読んできて、そしてインターネット上に蔓延(はびこ)る成功者達の話やメルマガに登録した、その人達のやり方、思想を見ていると・・・


「いったい、どうしたらいいんだぁ~」

と、いつの間にかアフィリエイト難民になっている自分がいた。


選択肢は、たった2つしかないのにも、かかわらずだ。

  • Aの道(不器用な道)→1つのサイトをしっかり作りこむ。
  • Bの道(器用な道)→数々のサイトを短期間に量産する。


Aの道は1サイトを最低でも100ページ以上で作りこむ為に時間がかかり量産には向かないが、安定して収益を生むことができるロングテール型。*もちろん、自分の言葉でページ数を増やしていく。

Bの道は、1サイト10ページ程度の内容でドンドン量産していく、リスクヘッジ型。サイト数が多い為、1つのサイトがダメになっても数でカバーできる。但し、コンテンツ内容は、薄弱なため、どうしてもキーワード重視のコンテンツ作りとなる。

最初に僕が買った書籍は、Aの道だった。まさしくインプ リンティング( 刷り込み効果)だったわけで、とにかく100ページを目標に作りこんでいき、それからコツコツとページ数を増やしていくことになった。


しかし、いくらページ数が増えていってもアクセス数も収入もパッとしない。その頃はまだ、アフィリエイトに関する書籍の出版頻度もそこそこあったので、書店に行けばアフィリエイト成功者の本を手に入れることができたが、益々難民度が高くなっていった。

次に刷り込まれたのが「キーワードを重視して検索順位を上げたり、被リンク数を増やしたり、ツールを使ったりするテクニック論」その次には「メインサイトを1つ作り、それにプラスして1サイト10ページ程の無料ブログを量産し、メインサイトにバックリンクを送り、そのサイト群を一つのユニットとする方法。」これは、Aの道とBの道を組み合わせたハイブリッドタイプ。

他にも色々な手法があると思うが、行き着くところは正道か邪道かの2の選択になる。訪問者目線でサイトを作るか、検索エンジン目線でサイトを作るかだ。客観的にみれば答えは簡単なのであるが、難民になっているので、この判断もできなくなっている状態。つまり、Googleは検索者にとって検索しやすいプログラムを日夜、作り続けているのだから、お客様目線なわけだ。


よってGoogleを欺(あざむ)いて検索順位を一瞬でも上げたところで、Googleは「そのやり方は、もうダメだよ~ん」と、ある日突然ペナルティとなる。イタチゴッコであるが、そういうことだ。

インターネット上でビジネスをやっている以上、Googleなどの検索エンジンを意識しないわけにはいかないが、あくまで目線は訪問者に目を向けないといけない事に、ようやく戻ってきた。

当初はそうだったはずだ。そしてサイトを作っている間も訪問者が見やすいように工夫をして作り込んでいるはずなのに、いつの間やらチョコチョコとテクニックノウハウを学習していくうちに、少しずつサイトが訪問者目線から遠のいていってしまったのだ。


僕は器用にサイトを量産できるタイプではなので、不器用路線で行こうと決めたわけである。


まぁ~ 振り出しに戻っただけだが・・・